「人」が純資産の価値を高める 第1,622号

 会社の「お値打ち」って、どうやって決まる

の? なぜ、あの会社は長く続いているのか?

決算書からは分からない本当の「企業

価値」って何? なぜ、資本金は会社

の「金庫」に無いのか? 伝説の

「プロ会計マン」が「会計

の作法とコツ」を完全伝授。

 『儲けが残らない原因』はココにあった。

社長以外の人ほど知っておきたい「会計

のツボ」を一挙公開。純資産のカギ

は「5つの説明」と「10の価値」。

 「純資産」は経営と会計の王様である。

 純資産は経営の要。

 私の長い会計体験の中で、心から感じるの

は、「バランス・シートの純資産を正確

に、迅速に、誠実に増やしていくの

が本当の経営である」ということ。

 純資産は3つの決算書の要。

 純資産は企業価値の要。

 みんなで純資産を大事にする経営を。

 純資産の99%が株主資本。

 純資産は芸術のごとく爆発する。

 純資産は「利益の累積」。純資産とは、ひと

言でいえば「元手」。もう少しいえば「元

手」と「元手を使って稼いだ利益の

累積」である。

 純資産の親玉は利益の累積で

ある「利益剰余金」である。

 バランスシートと損益計算書は

純資産でつながっている。

 経営の99%は「決算書」を大事にすること。

 M&Aは、純資産の売買である。

 企業価値は株主同士が決める。

 買収のときに、果たして本当に資産があるのか、

果たして負債はこんなに少なくていいのかを

調べることを、デュー・ディリジェンス

(詳細調査)という。

 デュー・ディリジェンスは大事だが、もっと

大事なものがある。その会社の持っている

技術や、経営者の資質、従業員のマジメさ。

 「人」が純資産の価値を高める。

 「知の資産」は決算書に出てこない。

 知の資産とは「経営力」。

 インテグリティ(誠実さ)という崇高な「知」

と。信用できる、尊敬できる相手に思わせる

ものは、最終的に徹底した真面目さである。

 誠実さが信用と安心を生む。私がまだ課長だっ

た頃、あるアメリカの買収最中の会社から、

親睦会のパーティーに誘われたことが

あった。私は英語が苦手で気が進

まなかったのですが、ただ挨拶

をしてバーベキューを食べて

帰ってきただけだった。

 買収後、先方は次のように言った。「一見

まじめ風の日本人があらわれてバーベ

キューを食べていっただけで、

われわれは安心しました」

 社交辞令かもしれませんが、ベースにある

のはそうした会社の風土である。

 経営力を支える「正確さ」「迅速さ」

「誠実さ」を大事にする。

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 今回も最後までお読みくださり、

   ありがとうございました。感謝!

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