いざというときに自分が社長と代わる覚悟をもっている人だけだ = 3-3 = 第1,418号

 産業再生機構のときも、私は全案件、最後は自分

で社長をやろうと思っていた。全部駒がなくなっ

たら、うちから切れるカードがなくなったら、

最後は自分が行く覚悟をしていた。

 こっちは本気でやる気でいるし、向こうも「こい

つはやれそうだ」と思ってくれてはじめて、

言うことを聞いてくれるのだ。

 結局のところ、勝負はそこだ。だから、株の過半数

もってどうだとか、そういうことじゃない。最後

はそういう身体を張った戦いだ。経験と、

経験に裏打ちされた胆力だ。

 問題なのは、日本の社会にそういう迫力のある

人がものすごく減っているということ。政治

家でも、こいつ、本気で自分の残りの人

生を棒に振って、刺し違えにくるな

っていう人は、あまり多くないように思う。

 産業再生機構を4年間やっていて、私はただの

一度もそういう恐怖を覚えたことはない。裏

を返すと、そういう恐怖を覚えた人間は、

小泉純一郎と竹中平蔵、この2人だけ

だ。幸いこの2人は比較的味方

だったのでよかった。

 グレてストレス耐性を身につける。どうやって

ストレス耐性を鍛えるかといえば、いちばん

簡単なのは、意識して「グレる」こと。

 グレると、世の中の風当たりが強く

なって、ストレスがかかるのだ。

 負け戦を体験するなら若いうちだ。偉くなって

から負け戦になると、責任を取らされ、

レッテルを貼られてしまう。

 城山三郎さんの『落日燃ゆ』の中で、不遇時代

の広田弘毅が「風車、風が吹くまで昼寝かな」

と、その時期を慌てず騒がず淡々と、しか

し将来への鍛錬も怠りなく過ごした

姿が描かれている。いっときの

不運や不遇ではなく、その

めぐり合わせをどう自分の血と肉としていくかだ。

 産業再生機構での私たちのミッションは、敗戦

処理をして、焦土を復興させることだった。

批判や分析なら、ちょっと気の効いた

学生だってできる。

 経営の基礎は勉強しておいた方がいい。リーダー

に必要なストレス耐性や胆力も必要だが、少な

くとも30代前半までに、基礎的なことは

勉強していたほうがいい。ビジネス

の世界であれば、ビジネススク

ールで必修になっているよ

うな、一学期で教えているような

会計やファイナンスの知識だ。簿記会計

がわからなくては、起業もへったくれもない。

 日本はその基本的な構造がわからなくて、社長

をやっている人が多い。BS、PL、キャッ

シュフローというとカッコいいけれど、

要するに資金繰りのこと。

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 今回も最後までお読みくださり、

       ありがとうございました。感謝!

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