もう少し頑張ろう!!そういう気持ちで毎日を生きていきたい 第 791 号

 「念ずれば花ひらく」の詩碑で知られる

国民詩人・坂村真民。

 愛媛県の坂村真民記念館・西澤孝一館長に

よる真民詩の解説書が発売になりました。

 この本の一番の特徴は、坂村真民が書き残し

た日記「詩記」796冊を読み込んで、どんな

気持ちでその詩を書いたのか、その背景

にはどんなことがあったのか、その詩

にまつわるエピソードをふんだんに

取り入れていることです。

 18歳で真民詩に出会い、その後もずっと愛読

し続けてきた西澤館長の独自の感性で、真民

がその詩に込めた思いを、分かり

やすく解説されています。

 本書から一篇をご紹介します。

……………………………………

う た

うれしいときには

うれしいうたがうまれ

かなしいときには

かなしいうたがうまれる

できるだけ

うれしいうたをつくろう

 この詩は坂村真民が六十九歳の時

に書かれました。

 すべてひらがなで書かれ、分かりやすく

シンプルな言葉で表現されています。

 人間としての生き方、生きていくうえ

での心の持ち様を坂村真民流の

言葉で書いた詩と言えます。

 日常の生活の中で、好きな人が笑ってくれ

たり、仕事が少し前進した時や、学校の

成績が少し上がった時、なんとなく

うれしい気持ちになりますよね。

 嫌なことがあったり、つらく、かなしい気持ち

になった時でも、それはそれで、誰かに話を聞

いてもらったり、思いっきり泣いて、早く

気分を切り替えて、うれしいことを思い

浮かべてみると、もう少し頑張って

みようかという気持ちになります。

 人間は、誰でも、楽しい、幸せな人生

生きたいと思っているはずです。

 でも、人生とはそんなにいつも

幸せであるとは限りません。

 毎日の日々は、ただ生きていくだけで精一杯

で、つらいかなしい思いを抱えながら生きて

いかなければならない時もあると思います。

 そういう時に、この詩を読んでみてください。

 なんとなく心が安らぎ、もう少し頑張って

みようか、という気持ちになるはずです。

 どんなに頑張っても、そう簡単に幸せな日は

来ないとあきらめてしまうより、うれしい

ことを見つけ出し、「うれしいうた」が

つくれるようにもう少し頑張ろうと、

そういう気持ちで毎日を生きて

いきたいものです。

 真民は、子供の頃から体が小さく、病弱で、

いつも心の片隅に「かなしみ」を

湛えて生きてきました。

 そして「かなしみ」と共に生きる中でも、い

つも前を向いて歩こうと努力していました。

 そんな真民の気持ちが、「できるだけ

うれしいうたをつくろう」という言葉

で表現されているのだと思います。

……………………………………

心に光を灯す真民詩の世界

『かなしみを あたためあって あるいてゆこう』

    西澤孝一・著

定価=本体1,300円+税
https://www.amazon.co.jp/dp/4800911583/

……………………………………

 今回も最後までお読みくださり、

        ありがとうございました。感謝!

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