マネーの本質は「情報」だということ 第1,641号

 実用段階に入った仮想通貨とブロックチェーン

について、全体像をコンパクトに解説。これ

までのしくみとどこが違うのか、なぜ注目

を集めているのか、ビジネスにどのよう

なインパクトがあるのか、規制のあり

方や弱点についてなど、幅広くまとめました。

 ブロックチェーンは金融のあり方を大きく変え

るだけでなく、さまざまな分野への応用が期待

されています。不動産や契約、著作権管理を

はじめとし、企業組織や国家のあり方にま

で影響を与えるといわれています。皆が

貨幣だと思うことで、貨幣は成り立っている。

 決済手段であるためには、人々がそれを貨幣

だと認識すればいい。すると、それは自然

と貨幣として流通するようになる。

 メソポタニミアの初期農業文明では、硬貨

や紙幣などのトークンはまだ発明されて

おらず、宗教的権威が農民の貢納を

クレジット(帳簿、台帳など)

に記録して貸借していた。

 次のギリシャ、ローマ、インド、中国といっ

た古代文明では貴金属を使った鋳造貨幣で

あるトークンが優勢になり、王朝や国

家がその信用の裏付けとなった。

 中世には鋳造貨幣はあまり使われなくなり、

大航海時代には割符や元帳などのクレジ

ットを基に遠隔地間決済を行った。

 その信用を支えたのは、ある時は国家であり、

あるときは民間だった。当時は取引情報を

一元的に管理しにくいトークンよりも、

財の移転の記録をどこかでしておき、

ある時点で清算して帳尻を合わ

せるクレジットによる決済が好まれた。

 トークン経済は価値の印がトークンに刻

まれ、モノやサービスと交換され

転々流通して経済が回る。

 一方、クレジットの経済では台帳を管理

する人・組織が全取引を掌握して、人

々の間の信用取引を保証する。

 預金通貨は紙や金属という物理的な形を取ら

ず、通帳に印刷されたり銀行のコンピュー

ターシステムに記録されたりする数値

にすぎない。世の中の大半の決済は、

預金通貨を基に行われている。

 貨幣の進化から見えてくるのは、マネー

の本質は「情報」だということ。

 ビットコインとはその名の通り、ビット(情報)

のコイン(貨幣)だ。電子データにすぎない

貨幣通貨は物理的実体がなく、その経済

価値は円やドルなどの通貨に交換

できるという信頼に基づく。

 仮想通貨は何らかの価値があると多くの人

が思って決済や送金などに使っている限り

において、貨幣の情報化、「信用貨幣

化」を進めた、純粋なバブル的資産なのだ。

 先に種明かしをすれば、仮想通貨で最大の流通

規模を持つビットコインは、それ自体が個人間

で転々流通する点でトークンであり、その記

録を「ブロックチェーン」というネット上

の公開台帳に記録して、さまざまな価値

を動かす点においてクレジットだ。

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 今回も最後までお読みくださり、

    ありがとうございました。感謝!

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