人間は未来に向う一方で自分達を生かしてくれている環境を大切にしなければならない 第1,073号

1 おすすめ対談の読みどころ

2 今日の「一日一言」

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 1 おすすめ対談の読みどころ

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小西 忠禮(関西シェフ同友会会長)
   ×
木村 秋則(りんご農家)

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 無農薬・無肥料のりんご栽培を長年月

をかけて成功させた木村秋則さん。

 その道なき道を歩む中で得た人生訓

は心にじんと響くものがあります。

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【木村】
 自分の得ばかり求めても、結局

何もできないと思うんですよ。

 そりゃ一時的にはいい結果を生むかも

分からないけれども、長続きしない

し、そのうち社会から淘汰されて

しまうんではないでしょうか。

 皆のためにと思ってやってこそ、初めて

社会がそれを押し上げてくれる。

私はそう思います。

【小西】
 おっしゃるとおりです。私が第二の人生

に教育の場を選んだのもそこなんです。

 一度しかない人生を有意義に送るため

には、自分のためだけでなく周りの、

この地球上のすべての人々のため

に、という意識を持って行動

することが大切です。

 多くの先人がそういう尊い志のもとに

生きてきたからこそいまも人間が

存在するわけで、自分さえ

よければという思いで

生きていたら、地球は

とっくに滅びていますよ。

【木村】
 山の木は千年も二千年も山を守って

いるわけだけど、あれを支えてい

るのは雑草なわけですよ。

 外気が35℃の時に雑草の下の地面の温度

を測ったら、22℃。それほど違うんです。

 そのおかげで木は元気に育つ

ことができるんです。

 そもそも「雑草」という言葉が悪い。

「役草」といえば見方が変わって、

むやみに除草剤を使わなくなる

かも分からないと思うんだ

けどなぁ。

 なのに人間は、草の育たない

環境をつくってしまいました。

 小西さんは「はこべ」って草を知って

いますか?はこべは旨いよ。

 あれは「おっぱい草」ともいって、昔は

お母さんのおっぱいが少ない時に搾って

汁を飲ませていたんだけど、いまは

どこの畑に行っても見なくなった。

 はこべが育たない環境を

つくってしまいました。

【小西】
 地球上にあるすべてのものは、本来益に

なるものばかりだから、共存共栄して

いかないといけないわけですね。

 いまはなんでも効率とか、利便性ば

かりが優先されて、そのことを

忘れてしまっています。

【木村】
 人間は、未来に向かって歩む一方で、

自分たちを生かしてくれている環

境も大切にしていかなければ

ならないと思うんです。

 私たちはどんなにもがいても所詮

地球に生きているんですから。

逃げられないの(笑)。

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 小西さんが自らを律する糧としている

「自分を戒める10の原理・原則」

など、本対談には生き方の

知恵がいたるところに

たくさんちりばめられています。

『致知』2018年7月号

   「道なき所に道をつくる」P66

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 2 今日の「一日一言」

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 その人に愛読書として

の古典があるかどうか。

 それがある人とない人、また古典的な

ものを読んでいる人と、読んでいな

い人とでは、やはりどこか違う。

 人間としての深みが、どこか違う

ように感じられるのだ。

     『渡部昇一 一日一言』

今回も最後までお読みくださり、

    ありがとうございました。感謝

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