劇団四季という組織が求めていることを冷静に逆算し言動する 第1,299号

俳優やスタッフを叱咤激励する姿から、
周囲から恐れられていたという浅利慶太氏。

現社長の吉田氏は、ある時、浅利氏に
呼び出されてお説教をされたそうです。

数えきれないほど浅利氏に叱られたという
吉田氏ですが、この時のやり取りは
特に心に残る場面だそうです。

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 吉田 智誉樹(四季社長)
   ×
 池田 雅之(早稲田大学名誉教授)
─────────────────

【池田】
吉田さんも、浅利さんから叱られることはあったのですか。

【吉田】
それはもう数え切れないくらい叱られました(笑)。

【池田】
特に印象に残っていることはありますか。

【吉田】
大阪で広報を担当していた20年ほど前、仕事で失敗し、
劇団に迷惑をかけて落ち込んでいたことがありました。

そんな折、来阪していた浅利から
「今晩飲みに行くぞ」と声を掛けられましてね。
いまでもよく覚えていますけど、近鉄劇場のすぐ側の
居酒屋へ数人の仲間と連れて行かれたんです。

予想していた通り説教ですね(笑)。

その時に「おまえは人間としての
浅利慶太を恐れ過ぎている」と言われたんです。

【池田】
どういう意味でおっしゃったのでしょう。

【吉田】
おまえたちから見て、僕は怖い存在かもしれないが、
それは組織の機能の一つなんだと言うんです。
自分は劇団の代表として、おまえたちに求めることを
そのまま冷徹に突きつけている。

だから怖く見えるんだろう、ただよく考えてくれと。
それは僕個人ではなく、組織がおまえたちに
求めていることなんだと言われて、ハッとしたんです。

確かに自分は浅利を人として恐れていたのかもしれません。
だから、何とかこの人にイエスと言ってもらおう、
気に入ってもらおうと思いながら仕事をしていた。

しかし本当に必要なことはそれではない。

劇団四季という組織が求めていることを冷静に逆算し、
それを信じて浅利にぶつかればいいんだと思い至りました。

それからは、わりとフランクに話ができるようになったんです。

 『致知』2019年3月号【最新号】

     特集「志ある者、事竟に成る」P10

 今回も最後までお読みくださり、

        ありがとうございました。感謝!

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