外の楽しい風景を送ると悲しい思いをするんじゃないか? 第1,132号

 刑務所は、ルールに則ってさえいれば、

けっこう普通の生活だ。

 もちろん、毎日風呂に入れないなど

さまざまな不自由があるし、素敵

な場所とはけっして言えない。

 少なくとも私が長野刑務所で会った

うち7割は、ごく普通の人だった。

 結局、いちばん大変なのは

人間関係なのだ。

 刑務所には運動の時間が設けられている。

 他の受刑者と話ができるので、

様々な情報を得られる、

とても貴重な時間である。

 一番はじめの運動会は『LASCOLA』と

『ぷっちよ』だったのだが、酒も

飲まず味の薄い食事ばかりの

受刑者生活では、こうい

ったお菓子の情報は超貴重!

 こうした受刑者同士の情報網は張り

巡らされているのであるー。

 人間は当たり前に得られているモノが突然

なくなると、かなりつらいものである。

 突如として情報を遮断された生活になる

というのはきつく、リアルタイムの

情報にはかなり飢えていた。

 なので、新聞やテレビは貴重な情報源

であり、特にテレビは寂しさを紛ら

わすのにも役立った。

 「映画三昧の日々」録画されたバラ

エティ番組や映画なども放映される。

 実は刑務所で、シャバではありえ

ない本数の映画を観た。

 刑務所サバイバル術。

 近眼治療のレーシックも、して

おいてよかったと思う。

 メガネは壊れてしまったら、それまで。

 やはり一番大事なのは、シャバできちん

とした人間関係を築き、手紙などで連

絡を取ったり、面会に来てくれる

人を確保することだろう。

 手紙をもらうことが、そして面会に来て

もらえることがどれだけ嬉しいことか。

 たった30分、しかも業務連絡込みでの

30分のために、遠路はるばる刑務所

に来てくれる友人達には本当に

感謝の言葉しか出ない。

 【手書きじゃなくていいんです】「類」

と呼ばれる階級によって、刑務所内

から1か月に送れる手紙の回数

は決まっている。

 逆に、シャバから刑務所内に手紙

を送ることへの制限はない。

 そんな経緯を経て手元に届いた手紙だが、

思った以上に手書きの人が多かった。

 ジャーナリストの田原総一朗さんから

の手紙は達筆すぎて読むのに苦労した

し、東大時代の恩師である、船曳

先生から届いた手紙も達筆だった。

 そんなハードルを上げて手紙を出す回数

が減るのであれば、携帯メールや電報

みたいな感覚でポンポンポンと何

回も送って欲しいというのが

受刑者の本音なのだ。

 みんな手書きのハードルに負けて、一回

しか手紙をくれなかったりするけれど、

それより5行とかでいいから月に

一通ずつ送ってくれた方が

嬉しいし、近況の写真

を一枚送ってくれる方が心に響く。

 そんな感じで制限された写真たちだが、

これが私の刑務所生活の支えになった。

 「外の楽しい風景を送ると悲しい思いを

するんじゃないか?」と、写真を送る

ことを戸惑う人もいるだろうが、心配無用。

 【本を読むぞ!】刑務所に入ったら、

とにかく本を読むぞ!と決めていた。

 結果として漫画も含めれば、1年9か月で

1000冊以上読むことができた。

 なにせ就寝は夜9時。余暇の時間も限ら

れているので、航空機操縦資格関連の

勉強などをしていると読める本

に限りが出てしまうのである。

 堀江貴文『刑務所わず』

今回も最後までお読みくださり、

             ありがとうございました。感謝!

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