師匠の好きな芸能を徹底的に吸収しようと思った = 3-1 = 第1,534号

 それぞれの噺の本質を捉え、落語を進化させ

続けること。その上で「江戸の風」を吹か

せること。これが、著者が自らにも課

した「現代の名人」に求められる

条件だ。

 声質、語りの速度、所作といった身体論か

ら、「抜け雀」「品川心中」「死神」等

の新たな落ちの創造に至るまでを、

全身落語家が熱く語る。

 2001年10月1日、古今亭志ん朝師匠が六十三歳

という若さで亡くなり、落語界に激震が走った。

 同時に、ここから今日の落語ブームが始まった

とも言えよう。中途半端な落語ファンは「こ

れで東京落語の灯が消えた」と嘆いた。

 熱烈な志ん朝ファンがそう感じたなら理解で

きるが、落語界をきちんと観ていた人間は

決してそうは思わなかったはずだ。

 志ん朝師匠が旅立たれたことが、なぜ新たな

落語ブームに繋がったのか?誰がそのボジ

ションにおさまるか、落語家たちの壮

絶なレースが始まったからである。

 例えば、子供向けの映画を何本見せたところ

で、映画好きな大人にはならない。大人向

きの映画を見せよう。そして、大人の

世界はこんなに凄いと感動させるのだ。

 私は小学校一年の時に父親に連れられて

「猿の惑星」を観にゆき、ぶったまげた。

 父と観た映画で学んだことのほうが、学校

教師の言葉よりも心に深く残っている。

 「子供に迎合した時点でその国の文化が

衰退してゆく」。私はそう確信している。

 『全身落語家読本』では落語衰退の原因を次の

ように言った。「落語がつまらないのではな

い。それを語る落語家がつまらないのだ。」

 「稽古をする落語家にろくな奴はいねえ」。

ある時、談志がぽつりと呟いた。

 日頃、私は自分の弟子にとにかく稽古をしろ

と言っている。「一日中稽古をしてみろ。例

えばだ、ピアニストがどのくらい練習を

していると思う?一日十時間だ。それ

をずっと続けるんだ。その結果、

一流のピアニストになれる、、、のでは

なく、どうにかこうにかお足をもらって人様

の前で弾けるレベルにようやくなるのだ。

だから落語もそのぐらい稽古をしてみなさい」。

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 今回も最後までお読みくださり、

       ありがとうございました。感謝!

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