目に宿る精気.表情のバランス.笑顔.顔はその人の心が最も表れやすい場所 第 347 号

 仕事に人間関係のストレスはつきものだ。

 ぶつかり合いや、言い合いといった直接的な

諍いだけでなく、暗黙の敵意などを感じること

もある。「アイツさえいなければ……」そう

思ったこともあるだろう。

 しかし、こうした人間関係の怒りや悩みは、

仕事で成果を出すためには全くの無駄。

 本書の内容は、多くが自らの「失敗」に

もとづいて書かれている。

 証券マン時代、取引先の心を動かすことが

できず2年間成績がゼロであったこと、

政治家時代の酒席や権力闘争の中での失敗……。

 そうした経験から生み出した方法は、愚直で

ありながらしたたか、格好悪く見えて、効果

はてきめん、そんな実践法である。

 私の見てきた成功者は、みな空手より

合気道である。

 正面からの力のぶつかり合いではなく、

相手の力を使って相手のバランスを

崩し、こちらの有利な体勢

に持っていく。

 そしてお互い怪我をしないよう決着させる。

 まず頭に来たら、相手に花を持たせて、

いい気分になってもらうのだ。

 私の先輩から聞いた素晴らしいアドバイス

を披露しよう。

「俺には失うものがないから何も怖く

ないんだよ」と常におっしゃっていた。

 彼は「弱きを助け、強きをくじく」を地で行く

人で、それこそ「任侠映画から出てきたような

人だった」と別の先輩が言っていた。

 だから後輩の面倒見は政治の世界では

信じられないくらい、いい。

 私に限らず多くの後輩の世話を引き受けて

解決して、そして特筆すべきは、それを

絶対に自分の手柄にしなかった点だ。

 この世は任侠映画のようにはできていない

ことに、気付いたこの人が使い始めた

テクニックは、幽体離脱。

 カッとしたときほど、自分の肉体を離れて自分

を上から見る自分を強く意識するように

しているという。

 きまずいときこそ、無理にでも話しかける。

 議員をやめて、国内外の国際会議に出て、

大事を成す人々に大勢会った。

 こういう経験から確実に言えるのは、頭の

いい人は世の中に掃いて捨てるほど

たくさんいるということだ。

 真の叡智、他者から抜きん出るための人生

最高価値は、単なる頭の回転ではない。

 記憶力や発想力だけではないのだ。

 事を成すために、経営者だろうが、学者だろ

うが、政治家だろうが、行政官だろうが、

必要な能力がある。

 それは「相手の気持ちを見抜く力」だ。

 この能力を持つ人が一番賢い人であり、

この力さえあれば、あなたの人生は

「鬼に金棒」である。

 人相はとても大事。

 顔は最大の情報発信源であり、情報の

宝庫である。

 目に宿る精気や左右の表情のバランス、笑顔

の様子や目も笑っているかなど、顔はその人

の心が最も表れやすい場所なのだ。

 淡々とこなす者が最後には勝つ。

 得意淡然、失意泰然。

 尊敬する先輩は数あれど、その中でも

筆頭は、参議院自民党のドンと言わ

れた大物議員、青木幹雄さんだ。

 特に、印象に残っているのは、「物事に

一喜一憂せずに淡々としている者が

最後には勝つ」という教えだ。

 当初、私は常に無表情でメディアには答え

ない青木先生に物足りなさを感じた。

 しかし、今ではあの淡々としていて飄々と

しているところが一番の強さだと思っている。

 政界を離れた今でも失われることのない

青木先生の力の源泉は、この淡々と

したところだろう。

 ちょっとメディアに取り上げられ、バライティ

番組や討論番組に出ていた私を青木先生は

快く思っていなかった。

 「そんなことで目立っても政界での

力とは関係ない。

 メディアに利用されて足をすくわれる

ことになる」と注意された。

 青木先生はあれだけ有名でもメディアには

決して出なかったし、いつも多くのマイク

を向けられていたが、それを取り払う

ようなことはされず、むしろ丁寧

な対応ながら何も答えなかった。

 あの安定感こそが長期にわたって力を

持つ秘訣だと思う。

 政治家として目立とうとせず、一切メディア

にも出ず、決して贅沢もしない。

 挨拶では無駄な話も自慢もない。

 時の権力の攻防が決着をつける落としどころ

こそが、日本の針路であると達観されて

いたのかもしれない。

 また「男の嫉妬より怖いものはない」

ということも学んだ。

 先輩議員と会食したときも、若手政治家

たちのことが肴になった。

 当選1回で入閣した女性議員には、「政治の

実績や党での雑巾がけが全くないじゃないか。

答弁で困っても助けてやらないぜ」

という感じで憎しみの対象になっていた。

 また青木先生からは、「君がいくらある分野で

すぐれていても、だからこそ、先にそうで

ない人をみんな行かせて(出世させて)

から君が行けばいい。

 君はみんなを待ってもまだまだ若いほう。

そうやっていけば最後は皆がかついでくる」

と教わった。

 得意淡然、失意泰然で淡々と、男の嫉妬に気を

つけながら、「待つこと」「耐えること」に、

「戦うこと」以上に価値を置いて人生を

使い切っていこう。

 テレビやスマホやタブレットも1日の使用

時間を制限し、情報や知識はスクリーン

より紙の印刷物から得るようにする。

 電子情報は早くて便利でありがたいが、

それだけだとなかなか自分の中に

入っていかない。

 新聞や本のような、紙の手触りや厚みや

重み、匂いやシミや汚れなどの複合情報

も同時に入ってくる媒体のほうが、

情報は自分の中に入ってきやすい。

 田村耕太郎

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 今回も最後までお読みくださり、ありがとう

             ございました。 感謝!

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