知識がすぐ陳腐化してしまう世界になった「自力」を鍛えることが必要 第 527号

 2020年までに、私たちの仕事は、生活は

どう変わるのか。

 これから成長する国、没落する国はどこか。

 人口問題、景気動向、規制緩和、国家戦略特区……。

 さらには小型ドローンや人工知能など最新テク

ノロジーの可能性から、まだまだ伸びるイン

バウンド消費などについて、様々なデータ

経済学的・地政学的観点から

縦横無尽に読み解いていく。

 日本と世界が向かう大きな潮流がわかれば、

「これからどうすれば良いか」も見えてくる。

 ますます不確実性を増す世界で生き抜く

 大事なのは「地図」ではなく「コンパス」を

持っているか、ということだ。

 小さな成功体験に満足することなく、常に時代を

読んで変化する勇気を持っているか。

 それはアセアン各国に限らず、日本企業にも、さら

には私たち個々人の仕事についても言えること。

 じつは、民主党政権下で郵政民営化路線が改変され

そうになったとき、私は政界を引退されていた

小泉さんのもとを訪ねた。

 民営化の意図が骨抜きにされるのではないか、

何か手を打つべきではないかと

相談申し上げるためだ。

しかし、小泉さんの答えは得意の「ワンセンテンス」

だった。

「放っといたらいい、放っといたらいいんだ。

大きな流れは誰にも変えられないから」

結局、小泉さんの見立ては正しかった。

 私たちが見定めるべきものは、

まさに「大きな流れ」だろう。

 それがわかれば、自分が何をすべきか、

どう生きるか見えてくる。

 小さな変化に一喜一憂せず、泰然

自若としていられるのだ。

 知識がすぐ陳腐化してしまう世界になっている。

 「自力」を鍛えることがますます必要だ。

 アメリカの大学では、最初の4年間で基本的な

教養を広く学ぶのが一般的だ。

 それを踏まえて、ビジネス、法律、メディカルなど

の専門スクール、つまり大学院で技術を身につける。

 一見すると遠回りに思えるが、幅広い知識を吸収

して世の中を知り、自分の頭で考える下地を

つくるという意味で、欠かせないプロセスなのだ。

 日本には世界に類のない、大きな

アドバンテージがある。

 「東京圏」という世界最大の都市圏の存在だ。

 世界中の企業や人がひきしめあう東京では、さま

ざまなおもしろい出合いがあり、イノベーション

が生まれやすいのだ。

 2027年、リニア新幹線で「超大都市圏」

が誕生する。

 日本の農業の未来は「オランダ式」にある。

 空港が日本経済を羽ばたかせる起爆剤となる。

 羽田空港を「片田舎の空港」から「世界の

ハブ空港」へ。

 空港は地域活性化の原動力になる。

 アセアンは「コネクティビティ」で進化する。

 「コネクティビティ」とは、一般に通信機器の

つながりやすさを示す言葉だ。

 アセアンでは、加盟国の中でさまざまな

つながりを持つという意味で使われる。

 例えば、国境をまたいで鉄道をつなげる、高速

道路をつなげる、制度も共通してつなげる、など。

 竹中平蔵

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 今回も最後までお読みくださり、ありがとう

             ございました。感謝!

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