確信を持ってそこまでやらなくては身につかない = 2-2 = 第1,394号

【陰山】

反復は中途半端にやるから嫌われるんですよ。
反復のよさを体感する前に、
子供たちから「まだやるの?」と言われて
教師はそこでやめてしまう。

反復学習に悪いイメージがついてしまう。

しかし、成果が出るのは、
ただの反復ではなく徹底反復、
具体的には七回以上繰り返した後なんです。

【齋藤】

武道にも、稽古を反復することで
質が変化するという考えがありますね。

生クリームは最初は液体です。
ところが、材料の液体を掻き混ぜていると、
それが突然固体に変わる。

これは永遠に液体なんじゃないかと思っても
根気強く混ぜ続けていると、
ある瞬間に生クリームになるんですね。

音読も武道もこれと同じで、
質的な変化を起こそうと思ったら、
量的な反復がどうしても必要なんです。

第一、「必ず生クリームになる」と
確信を持ってやっていないと、
やってられないですよね(笑)。

【陰山】

僕も言っています。
「信じる者は救われる」って(笑)。

いま齋藤先生がおっしゃった
「続けていると突然変わる」というのは、
ものすごく重要なポイントで、
僕はこれを「突き抜け」と言っています。

「百ます計算」でも「音読ドリル」でも、
「この子は無理だな」と思っていた子が、
ある日、パーンと弾けたように
できるようになるんです。

そこまではその子の可能性や
自分の指導を信じるしかないわけですが、
ありがたいことに
ご利益は生きている間に出ますから(笑)。

【齋藤】

徹底反復で無意識でそれができるようになると、
他のことに意識が使えるようになります。

つまり、注意深くなってミスが減るんですね。

スポーツで言えば徹底反復していない人は
目の前のボールだけに目を奪われて周りが見えず、
試合ではボロ負けしてしまう。

いまの教科書は、現在の子供たちの能力を
もってすると簡単すぎて徹底反復には
堪えられないというのが私の率直な感想です。

昭和三十年代、四十年代と違って
いまの子供たちは、いろいろな言語を吸収して
小学校に上がるわけですから、
中身のない文章ばかりでは、
子供たちを軽く見ているとしか思えません。

どの教科書も文字数が知れていて、
その気になったら数時間あれば
一冊を覚えてしまいます。

練習メニューのレベルが低いと、
先生方もどうしてもレベルの低い
教え方になってしまう。

そう考えると非常に残念ですね。

※齋藤孝先生が監修した
『国語の力がグングン伸びる1分間速音読ドリル』

小学校全学年対応。現在5刷。
続々増刷を重ねるロングセラーです。
(大人の方にも楽しんでいただけます)

 今回も最後までお読みくださり、

       ありがとうございました。感謝!

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