精神の向上と経済力の向上をともに進めることが必要 = 2-1 = 第1,367号

 日本近代経済の父とも呼ばれる渋沢栄一が遺した

伝説の名著、『論語と算盤』を、現代人向けに

徹底超訳。可能な限り、現代に則した言葉

を用い、渋沢が伝えたかったであろう

エッセンスをコンパクトにまとめることに成功。

 渋沢栄一は「日本近代経済の父」あるいは「日本

資本主義の父」と呼ばれている。それほどに

明治維新後における日本の経済そして

ビジネス界で重要な存在であった。

 多くの銀行や会社を立ち上げ、育て、後進の者た

ちにそれを任せ、譲っていった。こうして日本

の社会に今につながる資本主義経済の基礎

をつくり、発展させていったのである。

その発展は「世界の奇跡」でもあった。

 渋沢は、他方で『論語と算盤』を常に唱えて

いたことでもよく知られている。

 正しい道徳を完全なものとしながらの経済活動

そしてビジネス活動でなければ、国の繁栄は

成り立たない。国の富や繁栄というのは、

仁義道徳、正しい道理に根源がなけ

れば、決して永く続くものではないのだ。

 これに対して、私は常に武士道の精神とビジ

ネス成功の知恵を合わせ持とうということ

を提唱している。すなわち、人の世を

しっかりと生きていくためには武

士道精神が必要であるが、こ

れに偏りすぎて商才がまったくない

と経済的に自滅しかねないことになる。

 論語の勉強はおもしろい。忠(誠実)と恕(思

いやり)と一つになった「忠恕」というもの

が、孔子の一貫した精神であるとともに、

論語を貫いている精神なのである。

 私は、常に、精神の向上と経済力の向上をとも

に進めることが必要だと信じている。人は

この点から考えて強い信仰(信条や

人生哲学、行動規範)を持たなければならない。

 目の前の仕事に全力をつくす。豊臣秀吉のよう

な大人物でさえ、初めて信長に仕えたとき

は「草履取り」というつまぬ仕事を

させられたのである。

 オレは一流の学歴があるのに、こんな雑用や

下っ端の仕事をさせられるのはバカバカし

いと不平をいう人もある。しかし、こ

れは間違っている。上の者がそう

いう仕事をやらせているの

には大きな理由があるのだ。

 およそどんな些細な仕事でもそれは大きな仕事

の一部分であり、これが満足にできなければ、

ついには仕事は簡潔しないことになる。

 人も社会も習慣でつくられる。また習慣という

のは自分だけではなく、他人にも感染する。

善いことも悪いことも他人に伝わっていく。

 ビジネスの本質つまり本当の利益の追求という

のは、仁義道徳にもとづかなければ、決して

永続するものではない、と私は考えるのである。

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 今回も最後までお読みくださり、

       ありがとうございました。感謝!

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