組織の要諦はやはり人.そして人と人とのつながり.チームワークだ 第 717 号

 元大物首相秘書官にして、現役の内閣参与―首相

官邸の中枢を最もよく知る男が、首相に不可欠の

資質、長期政権を可能にする条件、閣僚人事の

秘訣、官僚の操縦術、サミットでの首脳外交

などを例に、組織の活かしかたを伝授する。

 時の政権の経済政策で肝腎なのは、ニュース

番組の最後にいつも報じられる円・ドル

為替相場と日経平均株価

 世界中どこでも為替と株をどう守る

かが時の政権の仕事である。

 日本の場合もう一つ、不動産の価値を

守ることを忘れてはいけない。

 全国の市町村の税収の約4割は、

実は固定資産税

 選挙は公示日に終わっている。

 閣僚「身体検査」の手の内を明かそう。

 調べるときは、過去の新聞記事とか、講演

録とか、本人にわからないように収集

して、小泉総理だけに報告した。

 政治資金収支報告なども含めて。

 だが、まずは過去の言動のチェック

することが肝心。

 世界の原発の炉心8割は日本製鋼所が

その技術力で関与している。

 「日本製鋼なくして世界の原発なし」だ。

 五輪対策として、私の希望としてまずやって

ほしいのは、観光地の、都市を中心に電信

柱の地中埋設化を徹底すること。

 これによって都市のイメージが全く違ってくる。

 官僚を操縦する方法については、自民党の

場合は何十年の歴史とノウハウがある。

 国会議員になると、まず自民党の国会対策

委員会で使い走りから始めて、国会の勉強。

 次に党政調会の毎朝の部会で政策の勉強。

 官僚ともパイプを作っていく。

 こうして官庁に太いパイプを築くことにより、

省庁の人材を熟知し活用できるシステムができ

ていることが、何よりの自民党の武器である。

 百鬼夜行のインテリジェンスの

世界は、上っ面だけ見てもダメ。

 表舞台でまことしやかな情報が躍り、

大騒ぎしている時こそ、裏の裏

まで冷静に観察しなきゃ。

 昔から「首相官邸には3つの山がある」という。

 まず、総理大臣。

 そして女房役の官房長官。

 霞ヶ関のドンと呼ばれ、官僚機構を

仕切る事務担当の官房副長官。

 この3つの山のタテのラインの意思疎通に心を砕く

 官邸から1府12省へのトップダウンの指示、

逆に各府省からのボトムアップの報告

が円滑に伝わるようにつなぐ。

 霞ヶ関のドンである事務担当の官房

副長官と、それを支える総務官を

抜きに官邸の仕事は回らない。

 総務官の仕事は多い。

 各府省との窓口で、閣議案件を

整理し、重要人事もさばく。

 首相の施政方針演説などの原案も

各府省と調整して取りまとめる。

 総務官は昔で言えば、殿様の御簾の

奥のそのまた障子の裏に控えてい

るような裏方中の裏方だ

 首相執務室のそばに置き、いつでもすぐ隠密

裏に呼べるようにしておかなきゃダメだ。

 霞ヶ関きっての情報通をないがしろにするな

 インテリジェンスの観点から打ち明けると、

役所で一番大事にしなきゃいけない

のは次官でも局長でもない。

 各課の「火元責任者」になっている

庶務担当のベテラン職員、守衛

さん、そして運転手さんだ。

 なぜならこういう人たちこそが

霞ヶ関きっての情報通だからだ

 各府省に「運転手会」という親睦組織がある。

 大臣車の運転手が一番格が高く、さらに

その上にいる大ボスが「車庫長」だ。

 1府12省に首相官邸も合わせて14人で集まる

「霞ヶ関車庫長会」というボス会議もある。

 ここに集まる情報は全霞ヶ関の貴重な共有財産だ。

 小泉内閣の5年5ヶ月、私が何より強調したいのは、

首相を支える秘書官と特命担当の参事官の

チームワークの大切さ」だ。

 首相官邸にあって、首相の間近で日常的に首相を支

える秘書官と参事官のチームワークこそが、小泉

内閣を支える重要な柱だったと今でも思っている。

 我がチームはお互いの情報をできる

限り横で共有するように動いていた。

 「傍受了解」なんて合言葉もあった。

 たとえば、私がどこかの官僚に電話で指示して

いたら、その会話を聞いた他のメンバーが、

「傍受了解」といって、改めて説明する

必要もなく、勝手に動いていた。

 組織の要諦はやはり人、そして人と人との

つながり、チームワークだ。

 政策遂行の組み立て。

 物事には「歳時記」ってものがある。

 今できること、半年でできること、数年

かかること、10年スパンで考えること。

 物事はすべて連関している

 それこそ政治家としての生命を懸けてやりたい

大目標があるなら、それを実現するために足元

で何を片付けておくか、今どんな仕掛け、

仕込みをして来るべき時に臨むのか、

といった時系列の戦略も考えなければならない。

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 今回も最後までお読みくださり、ありがとう

              ございました。感謝!

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