老練なイギリス外交の背後には常にインテリジェンス活動がある 第 1,773 号

 古くは16世紀のエリザベス王朝の時代に始

まり、20世紀初頭に活動を開始したMI6は

世界中に名を馳せた。そしてチャーチル

首相は、毎日のように届けらる暗号

解読情報を、「私の金の卵」と

呼び重宝したのだ。

 本書は、近年公開された20世紀前半のイギ

リス情報関連史料をもとに、1940年代の

イギリスが、対日極東政策を推し進め

るにあたって、インテリジェンスを

いかに活用し、外交成果に結実

させたのかを明らかにする。

 問題なのは、そもそもどのように情報組織

を設置し、運営していくのか、という

具体的な議論である。

 ここは日本としても欧米の情報先進国に教え

を請いたいところであるが、情報活動とは

本来、極秘に行われるものであるから、

なかなかそのノウハウに接する

ことはできない。

 国家にとってインテリジェンスとは

ブラックボックスなのである。 

 例えば明治時代、日本は近代郵便制度が国家

の情報収集の手段として発展してきたことを

理解しないままに、その制度だけを表面

的に受け継いでしまった。

 またイギリスからは、「君臨すれども統治

せず」の原則の裏側では、王室も時には

情報活動に関与することもある、と

いう事実を伝えられなかった。

 このように情報活動のノウハウというもの

は常に秘匿される運命にあると言えよう。

 恐らくインテリジェンスを研究する上で

一番参考になるのは、イギリスの情報

組織であると考えられる。

 イギリスが世界に誇るMI6は既に20世紀

初頭には活動を開始し、情報収集を行って

いたのである。従ってその活動の蓄積

も膨大なものとなっている。 

 他方、イギリスはその外交においても

世界からの高い評判を得ている。

 我々はこのイギリスの得意分野、インテリ

ジェンスと外交を切り離して考えがちで

あるが、そもそも両者は一体となっ

て運営されてこそ効果があり、

老練なイギリス外交の背後

には、常にインテリジェ

ンス活動があると考

えて差し支えないのである。 

 従って我々がインテリジェンスを学ぶ方法と

しては、イギリス外交やその世界戦略の中

で、イギリスのインテリジェンスがど

のように機能してきたのかを調べる

ことが比較的近道と言える。

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 今回も最後までお読みくださり、

     ありがとうございました。感謝!

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