貧困回避どころか中間層を超えて富裕側にまわれるという世界 第 1,782 号

 貧困なんて他人事だと思ってた。奨学金と

いう名の数百万円の借金に苦しむ女子大生

風俗嬢、理不尽なパワハラ・セクハラが

日常の職場で耐える派遣OL、民間企

業よりもひどい真面目な女性ほど

罠に嵌る官製貧困、明日の生活

が見えない高学歴シングルマザー…

 東洋経済オンラインで1億PV突破の人気連載

「貧困に喘ぐ女性の現実」待望の書籍化!

 AV女優や風俗嬢の取材、それと介護

現場のことだった。そこで、担当

編集者から言われた。

 「中村さんは貧困問題をずっと

やっているわけですね」 

 そのときの会話で初めて、自分事として

「貧困問題」という言葉を聞いた。 

 当時、取材対象者の状況や言葉、日常に

接する人たちの変化や異変に疑問を抱く

ことはあったが、それが貧困問題

とは思っていなかった。

 彼女たちの物語は平穏で幸せとは言い難かっ

たが、貧困という社会問題より、痛快な

ピカレスクロマンだったのだ。 

 裸の世界はそれぞれの事情を抱えた女性たち

が「最終的に堕ちる場所」という社会的

な評価で、特殊な産業だ。

 しかし、覚悟を決めて堕ちてしまえば、貧困

回避どころか中間層を超えて富裕側にま

われるという世界だったのだ。

 編集者に指摘されるまでまったく自覚は

なかったが、ずっとやってきた裸の女性

たちの取材は、結果として「貧困」と

いう社会問題のフィールドワーク

でもあった、ということなのだ。

 結局、私は自分の価値観を持ち込まない、

徹底して傍観者であるべき、取材以上の

人間関係は培わない、そしてケガしな

いギリギリのラインまで書いて伝

える、という答えを出した。

 支援者ではなく、彼女たちが直面している

現実を可視化するための取材者だ。その

意識は現在も徹底している。 

 それから取材現場では情報をつかむために

必要な最低限の質問以外、ほとんど自分

からはしゃべらない。ただただ聞く

だけに徹している。

 どんな話が返ってきても否定はしない。

女性たちは、なぜか否定をしな

い相手にはしゃべる。

 中村淳彦『東京貧困女子。彼女たち

          はなぜ躓いたのか』

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 今回も最後までお読みくださり、

     ありがとうございました。感謝!

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