閃きこそ人類の進歩進化を促してきた最高最大の力である 第1,505号

月刊誌『致知』編集長が、
41年にわたり毎号、
“身を絞るような思い”
綴っている『致知』の総リード。

毎号の特集テーマを概括する文章を
まとめたシリーズの最新刊

『小さな修養論4』

が令和元年9月5日に発売

累計65万部を突破したシリーズの
最新刊である本書には、
「自反尽己」「仕事と人生」「運と徳」
「後世に伝えたいこと」など、
24本のコラムを収録。

本日はその冒頭に掲載されている「閃き」の
一部をご紹介します。

………………
 閃 き
………………

宇宙は自分の存在を知らしめるために
人間を作ったのだ、とある科学者から聞いた
ことがある。

そのために宇宙は人間に言葉を考えさせ、
高等数学を発明させたのだ、とも伺った。

生命がこの宇宙に誕生した奇跡のような事実に
対し、科学者もそのように表現せざるを得ない、
ということだろう。

この伝でいえば、閃きもまた宇宙意志が
自分の存在をいち早く人間に知らせるために、
あるいは自分の意志を素早く感得させるために、
人間にだけ与えた特殊能力なのかもしれない。

地球上のあらゆる創造は、
人間の閃きから生まれてきた。

人類の歴史は閃きの歴史、
ということもできる。

四百万年前、人類は二足歩行を始めた。
二本の足で立って歩き始めたことで両手が空き、
空いた両手で道具を使い始めた。

これによって人類は人間としての進化の
第一歩を踏み出したといえる。

我われの遠い祖先を二本足で立ち上がらせたもの。
それは天啓の閃きであったに違いない。

以来、人類は閃きによって
さまざまな発明発見を繰り返し、
今日の人工知能に至るまで、
奇跡のような大躍進を遂げてきた。

閃きこそ人類の進歩進化を促してきた
最高最大の力である。

科学技術だけではない。
閃きは人間内面の成長の原動力でもある。

佐藤一斎の言葉がある。

太上は天を師とし、その次は人を師とし、
その次は経を師とす――。

もっとも優れた人は人や本からではなく、
天から直接学ぶ、というのである。
何をもって天から学ぶのか。

閃きである。

最上の人は閃きによって天の心を感得
するのだろう。

では、どうすれば閃きは起こるのか。

松下幸之助氏は閃きによって
数々の困難を乗り越えてきた人である。

その松下氏が、閃きの基本は熱意だという。

「熱意が基本にあると、絶えず、
 寝ている間でさえも考えるようになる。
 ぼくは寝る間も惜しんで仕事をしてきた。

 ……そうなると不思議なもので
 新しいことが浮かんでくるものだ。
 浮かばないとすれば、
 それは熱意が足りないことにほかならない」

 今回も最後までお読みくださり、

       ありがとうございました。感謝!

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