難しい問題には長期的.多面的.根本的に考える 第 1,949号

 昭和期、佐藤栄作(元内閣総理大臣)をはじ

め錚々たる政治家や経済人たちが教えを受け

た東洋思想家・安岡正篤(まさひろ)先生。

 安岡先生は東洋、西洋の古典や歴史に精通し、

その教えの中から生きる上での原理原則を

説かれました。先生が亡くなって30年

以上が経ったいまなお、その教えは

いささかも光を失うことがありません。

 今回紹介する「思考の三原則」もその一つで、

安岡先生の言葉の中でもよく知られている

言葉です。仕事や人生で壁にぶつかっ

た時、行くべき道を指し示してく

れるヒントになるかもしれません。

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 私は物事を、特に難しい問題を考えるときに

は、いつも三つの原則に依る様に努めてい

る。第一は、目先に捉われないで、出

来るだけ長い目で見ること第二

は物事の一面に捉われないで、

出来るだけ多面的に、で

きれば全面的に見ること

 第三に何事によらず枝葉末節(しようまっ

せつ)に捉われず、根本的に考えるとい

うことである。目先だけで見たり、

一面的に考えたり、枝葉末節

からだけから見るのと、

長期的、多面的、根本的

に考えるというのとでは大変

な違いがある。

 物事によっては、その結論が全く正反対と

いうことになることが少なくない。我々

は難しい問題にぶつかる度に此(こ)

の心掛を忘れてはならぬ。

『安岡正篤一日一言』

致知出版社の人間力メルマガ

 今回も最後までお読みくださり、

    ありがとうございました。感謝!

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