より高い壁を乗り越えていく 第 124 号

 現在42歳にして現役のメジャーリーガーと

言えば、そう、イチロー選手です。

 「どうしたらそれだけたくさんのヒットを

打てるのですか」という、野球少年の無邪

気な質問に真剣に答えるイチロー選手の

言葉の中に、一流選手として成功し続

けるためのヒントが隠されています!

────────『今日の注目の人』──

◆ 向上心を掻き立てるもの ◆

奥村幸治

(NPO法人ベースボールスピリッツ理事長)

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 一流の選手を目指す上で、素質があることに

こしたことはないが、それがすべてではない。

 おそらくイチロー選手には生まれながらの

素質があったのだろうが、それ以上に彼に

はいま自分にとって何が一番必要なのか

ということを追い求める探究心と、負

けたくない、少しでも上を目指した

いという強い気持ちがあった。

 同時に、成功していく人というのは、多くの

失敗を経験している人だともいえる。

 イチロー選手は日米通算4,000本安打を達成

した時の記者会見で次のように話している。

 「4,000本のヒットを打つために8,000回

以上は悔しい思いをしてきている。

 その苦しみと自分なりに向き合ってきた。

 誇れるとしたらそこじゃないかと

思います」と。

 どれだけ失敗しようとも、その苦しみを乗

り越えるたびに人の心は強くなっていく。

 そしてその積み重ねが、より高い壁を乗り

越えていく大きな力になっていくのだろう。

 ではなぜイチロー選手はその苦しみを乗り

越えることができたのだろうか。

 そのヒントとなるのが、ある野球教室で

少年野球の選手から受けた「どうしたら

それだけたくさんのヒットを打てるの

ですか」という質問への答えの

中にあるように思う。

 イチロー選手は戸惑いながらも、「大人に

なった私たちが、子供の頃のように野球が

したい、ヒットを打ちたい、少しでも

うまくなりたいという思いをキープ

することができたらずっと向上し

続けることができます」と答えている。

 さらに彼はこうも言った。

 「僕は他のメジャーリーガーの誰よりも

ヒットが打ちたい、うまくなりたいと

いう気持ちを保ち続けることがで

きると思います」と。

 誰よりも野球が好きで、一分一秒でも長く

野球をやっていたいと無邪気に語るイチ

ロー選手の心の様相にこそ、彼が成功

し続けているヒントが隠されて

いるのではないかと私は思う。

月刊誌『致知』2015年3月号 

        特集「成功の要諦」P54

  今回も最後までお読みくださり、

     ありがとうございました。 感謝!

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