いまの地球環境の変化に人間が関わっているのが大問題 第 217 号

 急激な気候の変化で生き物たちに異変が。

 そこにはどんな問題

横たわっているのか。

 地球規模から“いのち”を考える

名対談に注目です!

────────[今日の注目の人]───

◆ いのちを愛でる ◆

中村桂子(JT生命誌研究館館長)

   ×

内藤いづみ(ふじ内科クリニック院長)

───────────────────

【中村】

 21世紀に入ってから、気候と生き物の

動きが変化してますね。

 うちでもカエルが突然来なく

なりました。

 数年前は池が真っ黒になるくらい

オタマジャクシがいたのに。

 それからハチもある日突然に消えて。

 温暖化などいろいろ言われますけれど、

本当の原因は簡単には分からない。

 人間の体のことも分からない

ことだらけでしょう。

 地球全体のことなんてもっと

分かりませんでしょう。

 大きな流れとしては、地球は氷河期

に向かっていますしね。

 この前、地球という星の特徴を専門家に

お聞きしたら、プレートでできている

こと、だからこの生態系もあると

言われました。

 そのプレートが動いているから地震が

起きたり、津波が起きたりするわけで、

地球46億年の歴史は、そういうもの

であり、その中では、いまは

優しい気候なんですね。

【内藤】

 安定していますよね。

【中村】

 もっとも地球の温度が上昇していること

は確かで、変化は滑らかなものでは

なく大きな振れ幅がある。

 急に寒くなったり、暑くなったり

しますね。

 そこではチョウやカエルは大変

だと思いますよ。

 ただ、大きな問題は、いまの地球環境

の変化には人間が関わっている

ことですね。

 生命の誕生から38億年の間、常にいろ

いろなことがありましたけれど、それ

はすべて自然の動きでした。

 ところがいまの変化は人間が原因を

つくっているところがあるのが

問題ですね。

【内藤】そうですね。

【中村】

 人間も生き物なのだから、生き物の

一つとして、どうすればよいかを

仲間たちのことも思いながら

考えなければと思うのです。

 でも実際……

科学者として独自の視点からいのち

を見つめる中村さんと、在宅ホス

ピス医としていのちと向き

合ってきた内藤さん

 いのちを多角的に見てきたお二人

対談の続きは本誌でどうぞ!

『致知』2016年5月号 

      特集「視座を高める」P26

今回も最後までお読みくださり、

     ありがとうございました。感謝!

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