やるべき事はキチンと実行する⇒⇒信用が得られる = 2-2 = 第 261 号

 五戒とは、生きものを殺さない、盗まない、

不倫な行為をしない、嘘をつかない、酒を飲まない、

の五つです。

 戒律(かいりつ)とは元来、戒と律とからなり、

戒とは自ら進んで守る自律的な戒めであり、律とは

規則や法律のように、教団の当事者同士が共同で

決めた約束事で、他律的なおきてです。

 すなわち戒とは、「これだけは自分が守る」という

誓いを自分自身に言い聞かせて実行することで、

律とは「これだけは守りなさい」と他人から命令され

たことを実行することです。

 そのいずれもが、羽目を外しがちな人間に対して

「これ以上勝手なことをすると痛い目にあいますよ」

という、事故防止策で、危険信号なのです。

 はじめからそうしたところに、近づかなければ、

必要ありませんが、それは、近づきやすい人に

とっては、きわめて有効にはたらくものです。

 かって京都の東福寺に住んでいた鼎州禅師

(ていしゅうぜんじ)に次のような

エピソ-ドがあります。

  ある秋の日、禅師が弟子を連れて庭を散歩して

  いた時一陣の風に吹かれてしきりに落葉が

  ありました。

  禅師は歩きながらその落葉を一枚一枚拾って

  たもとに入れているのを見た弟子が、

  「和尚、おやめください。今に掃(は)きますから」

  と言ったとたん、禅師は大喝(だいかつ)一声、

  「馬鹿者!!今に掃きますできれいになるか。一枚

  拾えば一枚だけきれいになる」と、

 たしなめたといいます。

 いまどきこんな話を持ち出すと、時代錯誤と笑われ

そうですが、言葉よりも実行が先決という教えは、

決して間違ってはいないと思います。

 現代人はとかく、へ理屈や弁解が上手ですが、

へ理屈や膏薬(こうやく)はどこにでもつくものであり、

いくら弁解しても、事は成就(じょうじゅ)しません。

 仏教詩人の相田みつを(1924-1991)さんも、

「そのうち、そのうち、弁解しながら日が暮れる」と

うたっているくらいです。

 「不言実行」が時代錯誤なら「有言実行」でもよいから、

やるべき事はキチンと実行して初めて信用が得られるので

あり、やるべき事もやらないで、口だけ達者というのでは

仕事はいつまでたってもはかどりません。

 私もどちらかというとずぼらな方で、多くの人に迷惑を

かけているのではないかと思い、いつも、

  今なさざれば  なす時ぞいつ

  君なさざれば  なす人ぞだれ

  今なすべきなり  君なすべきなり

 を自戒の言葉としています。

 私達はできないのではなく、やらないだけなのです。

         ( 仏教伝道協会 みちしるべより )

   今回も最後までお読みくださり、

          ありがとうございました。 感謝!

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